ガン日記 お仕事開始編
K保育園で調理補助員のパートの仕事にありついた私。 勤務は、月〜金の9:00〜16:00 休憩1h 時給920円。土日と祝祭日は休みだ。
保育園の調理の仕事はI園でヒデに教えてもらうはずだった、、、と言っても、勝手に我が家でそう考えていただけだが。
が、Iさんは「ここK園で仕事を覚えて下さい」と言う。
K園(ゆーこさん施設長)では管理栄養士のSさんが調理をしていたが、4月から認可保育園のH園に異動になるとの事。今日は3月24日。約一週間で引継ぎかぁ、、あれ?補助員だからSさんの補助すればいいんじゃないの?えっっ、まさかのひとりぃー??
K園は小さな認証保育園だが、それでも最大18人の子供達を預かる。
まぁ、やってみないとわからない。出産したこともない私に子供の食事量なんて想像がつかないが。味付けも、食材の大きさもよーわからん。ヒデに教えてもらって記憶に残ってるのは、とにかくなんでもみじん切りで薄味らしい、って事だけだ。
1日目、Sさんは10時出勤とのことで、9時から1時間ゆーこさんに簡単にレクチャーを受ける。出勤して朝、給食室で行う作業や、給食表や日常点検表の書き方等だ。
朝はこうだ。
雑巾バケツに水を汲む。台布巾用のボールにも水を張る。どちらにもピューラックスという殺菌消毒剤を適量たらす。
水道の残留塩素を測る。これは日常点検表に出退勤時と2回測って記入する。
室温と湿度を確認する。これも日常点検表に記録を残す。
検食し、不要となった分を捨てる。検食保管期間は5日間。冷凍保存だ。 新たに今日の検食用のビニール袋を2枚用意し、本日日付と一枚には¨原材料¨、もう一枚には¨済¨とマジックで書く。
その他の日常点検表の説明と給食表の説明を受け、今日の子供の出欠を確認する。保育士さんが出欠を把握しているので聞き取りに行くのだ。急に休む場合は9:30までに連絡をもらう約束なのでその後に聞き取りに行けばよい。ただ、ここの園は0歳〜1歳児のT組、2歳〜3歳児のH組に分かれているので両方に確認に行かなければならない。給食表には子供達の名前と年月齢が記載されており、出席者には○、お休み、又まだ食事がいらない乳児の欄には斜線を引く。T組の食事提供人数合計、H組の合計、総合計人数を記入して、給食表完成だ。
そうこうしていると、S女史がご出勤。 ゆーこさんと交代して、次の作業に入る。
初日のメニューは何だったか、、もう覚えていないが、とにかく大変だった。
包丁を持つこと自体1年ぶり。ふぅ、緊張するぅ!
まな板は野菜用、肉用、ナマモノ用と分けている。包丁しかり。ボールも肉用は別にしてある。
さぁ、調理開始、、、の前に、
「アイサカさん、その前髪ダメです。」 いきなりダメだしだ。前髪が三角巾から出ていてはいけない。かわい子ぶってちゃダメなんです。