2016-09-27

備忘録 2013年4月、5月

📖2013,4月-5月

虫垂炎の手術前後

３月中旬からの自律神経失調症は虫垂炎の再発だったのかもね〜。術後落ち着いてから症状はでていない。イラッとはするw→緊張するとなる。まだ不安になり易い😓

5/9木

9:30〜10:50 幸クリニック往復電車。アルコールOK。切除した虫垂画像見る。10cm中指大。真っ赤。通常は5mm×8cmピンク。平田Dr. 入院時よりいい感じ。優しい。ラゾーナ買い物。２.５h。疲れた。ザラ、earth。結局ユニクロ。 21:30 ホットワイン 1/2グラス

5/8水

裕子に腹が立つ。金返せ！ 11:00 散歩。

5/7火

チク、キム、モリ、テラ、アイにメール。チク、テラすぐ返信。アイ、モリ夜にやっと返信。キムなし。 9:00 藤村クリニック。ソラナックス、ドグマチール処方。楽に。食欲一気に回復。眠い。眠くてだるいが気分は楽。よかった。ホッとした。モリにすごく腹がたつ。浅い女。食べてぶくぶく肥って、いろんな所に行くが表面しか見れていない。見舞い来てくれたが長居してこっちの疲れが見えてない。暗い花とじゃまな花瓶を置いて行った。私はいい人になれるのだろうか？

5/6月

書くことも忘れた。体調不良。

5/5日

金曜「もうメモはいい」と思う。書きたくなかった。土曜は9:30に落ちる。なんとなく一日ひきずる。夜、昨日に続きお風呂。腹部膨満感を強く感じる。横臥位もキツイ。土曜からヨガ開始。踏み台昇降も開始。（ここから日曜） 6:30 起床。太陽礼拝、踏み台昇降。肩甲骨体操。 QP、三共胃腸薬。 8:30 結構楽に。

5/4土

5/3金

5:30 トイレ 7:30 起床。眠い。 10:30 散歩。多摩川まで。 11:30 落ちる。QP飲む。12:00まで横になる。悔しい。

5/2木

通院日 4:30トイレ。 6:30 起床。食事。快便。ダルさなし。久しぶりに化粧。 9:30 クリニック。臍、絆創膏に格上げ。湯船OK。一週間後、受診。往復タクシー。まだ通院だけて疲れるが、気分は良好。大勢の人に囲まれるということ、社会性が必要なんだと気付く。 11:30 就寝

5/1水

7:00 起床。朝方一度起きるも、よく眠れた。朝食も普通量。便、少な目だが出る。今まで程のダルさなし。 9:30 全労済に請求書依頼。HP 11:30 ガーゼ、そば買う。 12:00 昼食 16:30 落ちる。1時間横になる。 17:30 夕食。がんばって食べる。 19:30 シャワー。洗髪。 22:00 ピーナッツ、美味しい。 23:00 就寝

4/30火通院日

夜眠れず、朝食後ひどく体調不良。血圧が下がる感じ。体温は36.3くらい。横になりミミがペロペロしてくれる。腹痛ほぼなし。気持ちひとつと気付く。眠れてないし。タクシーで幸クリニックへ。 11:30 受診。Dr.後藤（いい感じ）だるさと腹痛訴える。点滴。血液検査：正常。入院時4/24より改善。全ての薬を一旦中止。市販のビタミン剤、ハルはOK。タクシーで帰宅中、気分スッキリ。悲劇のヒロイン症候群だった。 17:30 久しぶりに夕食が美味しかった。シャケのネコマンマをかきこんだ。やっったぁぁ！！ 20:00 頃から眠る。1.5h程。物凄く疲れていて落ちるように寝る。 22:00 ピーナッツ食べる。美味しい。

4/29月

6:30 起床。便快調。全身伸びで右腹部キリッと痛む。骨盤の少し上。臍膿白ドロ。 10:00 散歩。7まで。 14:00 図書館まで。帰宅後、疲れて横になる。16:30まで。足裏マッサージでおなら。楽に。夜、苦しむ。冷や汗。便出し楽に。一転、治った感。やはり運動が鍵か！？

4/28日

7:00 目が覚める。朝方グッスリ。気分良好。 7:30 朝食。納豆、ソーセージ、お味噌汁。生姜湯。コーヒー。 8:00 便。まぁまぁ。臍の発赤良好。膿なし。 10:00 洗濯 11:30 落ちる。 12:30 パン食べて少し回復。QP飲む。 15:30 昼から横になる。少し回復臍膿少し出る。薄い色。シャワー。ミミ添い寝。

4/27土退院

AM10 退院予定 5:00 快便。久々にお腹がグーと鳴る。右腹、盲腸のところ？キリッと痛む。腸の腫れ引く。今日は富士山が見える。差額ベッド代は不要とのこと。ラッキー🍀 10:30 回診→11時過ぎても来ない。消化器科なんて、来てもガーゼ交換ぐらいだろが😡小根山先生なら許す😊 1時間待った。Dr.後藤かな？まぁまぁ丁寧に説明。右腹部の痛みを訴える。たまに虫垂の切除部に膿溜まる人がいるとのこと。あー魔法にかけられたー。不安ー。 11:30 隣のおばさんに退院挨拶。おばさん、くるくる回る勢いで挨拶に喜ぶ。心が幼いんだ。かまってもらいたいんだ。 1時頃帰宅。病院のコンビニで買ってきたサンドイッチ食べる。ミミちゃん甘える。六郷土手に絆創膏など買いに行く。途中から物凄く疲れる。家に着くなり横に。ミミ添い寝してくれる。ミミもさみしかったんだろう。だみ声でずっと鳴く。 15:30 胃腸鳴動😊 18:30 夕食がんばって食べる。7のサバと豆サラダ、お味噌汁。少し気分が落ちる。声出してわざと笑う。効果あり。踵あげ呼吸法も行う。 20:30 シャワー。少しスッキリ。臍を流し、ガーゼ交換（楽しい） 21:00 少し眠気。ベッドに入りウトウト。気持ちいい。ミミが入ってくる。 22:00 ハル飲んで寝る。ミミと寝る。夜中に２回起きるが、不快ではない。

4/26金

6:00 快便！ 11:00 消化器科回診ガーゼ交換やはり消毒せず洗い流すだけなそーな、、、今時の傷口処理 11:45 外科Dr. 小根山次回受診の予約。ガスモチン頼む（7日分） 14:00 シャワー身体が活動し始める。腸内容物がガスと共に出る。夕方、微熱。急に動いたせいか。いや、臍の膿がまたで始めたからか。疲れなのか明日の退院の緊張なのか焦る。汗もでる。失調症、、、どうする退院。どうせ火曜に来るんだから絆創膏で帰るか。膿出てるだけだし。高熱でもないし。気持ちが落ち着いたら大丈夫。病院いても絞って洗ってガーゼ当てるだけだから、家でミミちゃんと過ごした方がいいよ、クニ。大丈夫だから！痛み止めももらえば良かったかなー。

4/25木

お臍の発赤広がる。腸は快調。9:30排便。普通。 10:00 傷から膿出しオペ。術後、楽になった。 14:00 シャワー予約キャンセル今時は傷口を温湯で洗い流すそうな、、傷口をグリグリされ疲れた。シャワーは明日にしよう。食後の腹部膨満感取れず。薬でようやく治まる。ガスも溜まっていたが。

4/24水

朝：採血体温：36度台お臍の痛み、位置移動。腹部膨満感あり。特に食後。便：柔らかめだが固形。黄土色 11:00 腹腔ドレーン抜く。お臍：化膿してるので切開勧められる。薬で一日様子見にしてもらう。夜、炎症緩和剤と消化管の動きを良くする薬を飲む。腸がすぐ動き楽になる。見舞い：サイトー、クーちゃん（マンガ、女性セブン😅）

4/23火

順調。朝、点滴終了。体温：36.5 -36.9-36.4 トイレ：小8、大4 下痢気味朝：3分粥。昼、夜：五分粥。食べるとお腹張る。お臍の傷が赤く腫れて痛い。デイルームまでは楽に行ける。11階コンビニは少し辛い。見舞い：ゆかりちゃん（花、シッタカブッダ）

4/22月

快方へ向っている。レントゲン。院長回診。洗髪してもらう。夕食から食事開始。3分粥から。見舞い：モリ（ブーケ、花瓶）、鍵渡す。

4/21日

痛み緩和方向。デイルームまで歩く。歩くとお腹が張る。見舞い：裕子とヒデ。ミミの世話。ミミちゃん元気。給餌器•水、OKとのこと。餌 250ｇ追加。虫垂が10cm以上あり破裂。子宮に癒着。盲腸の一部も切除。前回の腫れは握り拳大だったそうだ。裕子：水か木曜に胃カメラ。急に体重減。貧血なし。

4/20土

お腹は張って痛い。デイルームまでなんとか歩き、水とTVカードを買う。レントゲンは車椅子で。

4/19金

腹圧が強い。尿路カテーテルも入れたまま。→お昼頃外す。トイレまで歩けるか不安。内服薬にチェンジ（鎮痛剤、漢方、アレグラ）

4/18木

ICUで血圧が低いからと痛み止めを打ってくれず、ひたすら耐える。一般病室へ車椅子で移動との事だったが、腹圧痛でベッドから椅子にも移れず、ベッドでの搬送を申し入れる。ベテラン看護師の一言で決定！お昼頃1027号へ移動。二人部屋窓際だ！やったー。手術の痛みと自律神経失調症状が加わり非常に辛い。看護師に安定剤を要望。血圧もさほど低くないので痛み止め点滴開始。身体が黒く見える。抗生剤を開始した頃にアレルギー出始める。抗生剤中止。気分は楽になった。

4/17水緊急手術

11:30予約 1:00まで待たされ、幸病院へ搬送。検査開始。また若いあのDr. 。また下手くそな超音波技師。CT後、ドラマに出そうな若ヒゲDr.に手術勧められる。しかも今日これから、、、もう15:30。覚悟を決める。切るしかないし、切るのが希望だったのだから。ゆーこさんにメール。モリ、ミーにLINEして、バタバタと手術台へ。徒歩にて。麻酔師から酸素マスクを被せられ、背骨の骨折経験を聞かれる。スキー転倒での圧迫骨折を話す。「薬が入り始めましたよー」と言われ、ちょっと眠いかも、、の直後「アイサカさん、アイサカさーん」で覚醒。術後だった。すげ〜。 20:00前にはICUにいた。ゆーことダイが来ていた。ヒデなのかダイなのかよくわからなかった。看護師の質問に答える。やけに饒舌。麻酔明けハイ？我儘なお婆さんが喋り続け、眠れなかった。「おねーさん、痛いの。帰るからこれ取って」途中から「お嬢さん、、、」に変えたw看護師、完全無視。もうろくじーさんも強烈。「アライさん、お名前は？歳は？」の質問に答えられず、「う゛ー、わかってる‼」しか言わない。

4/16火

腹痛治らず、様子見で休む。歩けるが押すと結構痛い。風邪のせいであって欲しい。ひどく自律神経失調症状。朝：パブロン、胃腸薬。昼食食べられず。入院準備する。ミミのご飯など。外を歩いて気分転換になる。夕方、予約して明日病院へ行こう。キムにメール。

4/15月

夕方から腹痛。押すと結構痛い。パブロン、胃薬。足の付け根からお臍の右まで。禁酒。なんとかもってくれぇ。 ozまた休む。

4/14日

空腹時、右腹部を触診。硬いものなし。数日前のは便だったのか？無くてよかった😌 掃除とお風呂。夕方から少し落ちる。疲れたのか？久々のため息。

4/13土

藤村クリニック。 Dr.に体調不良を話す。結構ビックリされる😆 今日は体調がいい。蒲田ダイソーで買い物。図書館でねじまき鳥クロニクルを借りる。 10:30就寝

4/12金

私の入院は浸透した。アイはまだ言い出さない。モリも話題にしない。右腹部がシクシクする。下腹部が出てきた。太ったのか腫れてるのか不明。どうか無事に手術させてくれ🙏 夜は久しぶりにお酒が美味しい。

4/11木

アイに話があると打合せコーナーに呼ばれる。巨大化した子宮筋腫を訴えられる。もう何年も前からできてたくせに。定期的に検診しろよ。😡 途中からチクも話合いに加わる。 ozに仕事振ること決定。ザマミロ。夕食後、ほんの少しだが体調不良。10:30就寝。

4/9火

ほぼ体調良好。 kbの独り言と足が痛い発言、ozの主語の無い問い掛けに、キレそうになりフロア退出。めんどくさいジジイ達だ。

4/10水

指先がピリピリ。電気がはしるみたいな。右腹部もシクシクする。低気圧が近づいているのか？アイが2日連続で休んだ。 kbが休みで快適だった。ランチ時ピョンが一言も口を効かなかった。モリータが近くにいたせいか？重たい空気、ブラックホールみたいな女。

4/8月

少し寝坊。午前半休。やはり３本は飲み過ぎか！？終日、ちょっぴり体調不良。だが割と楽。半休したせいか？ 21:00 36.0℃ キムから体調不良について聞き取り。５月手術を伝える。充分休んでいいと言われる。

4/7日

7:30 起床 8:00 食事晴れ。朝はいつも通り普通。久々に快調。買い物が清々しい。タバコはまずい。夕食後、少し体調不良。背中の凝り、右腹部が気になる。

4/6土

朝からなんとなく体調不良。気分が落ち込む。悪口ばかり思いつく。昼食前、食欲なし。でも食べれる。昨夜３本飲んだせいか？ 2:30頃ビタミン剤飲む。パブロンは飲んでない。アレルギー反応なし。かかと上げ呼吸方で少し楽になる。爆弾低気圧。大雨注意報。 17:00 首凝り。ため息。 18:00 かかと上げ呼吸方。少し楽になる。くしゃみが出始める。 20:00 パブロン飲む。35.6℃ 21:00 動悸がしそうな感じで心臓が気になる。血圧が下がっている感じ。 22:00 やっと落ち着いてくる。ハルシオン飲む。

4/5金

首が凝る。クレーム対応の電話がなかなか出来ず、やっと４時に電話する（8:30からずっと迷い）。上手く対応できた。（請求書紛失は全く私のせいではない）お酒３本。体温 34.8しかなかった。

4/4木

午前中、つい根詰めてしまう。首がすごく凝る。お茶を飲む時に首の角度を自然につけられない。初めての人（n女史）に仕事を頼まれ、ひどく緊張。感じ取られないように更に緊張。なんとかこなす。

4/3水

首の凝り。 kbにひどくイライラする。依頼事にまとまりがなく分かりにくい。アイをプロ、私達はシロウトよばわりされカチンとした。頭にきたのでキー操作のみでフォルダ名を変更する技を見せつけてやった。たいした技ではないがビックリしていた😆

4/2火

ミーさんのお祝い品を買った後、三越で夕食。カンパリソーダ：一杯。疲れが出て途中から体調不良に。ため息ばかりが出て９時前にお店を出る。夕方、アイからのメール（子宮筋腫）が原因で気分が落ち込んだのかも。手術まで被せてこないで欲しいと思った。大雨。

2016-09-27

備忘録 2013年3月

iPhoneにメモしていた備忘録

虫垂炎を起こしていたが大腸までの炎症が広すぎて手術できず、絶食治療し炎症を抑えていた頃。

体調が悪いせいかブラック・ニコが度々出現する。🙇

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📖2013,3月

3/16土

9時だと思って病院に着くとまだ8:30だった。軽いパニック症候？ハルシオンを４週間分処方ほとんど医者とは会話せず診療終了。

3/18月

残業中、チクにキレル。 60Hの対応を依頼され、他の仕事でいっぱいいっぱいだと頭を掻きむしった。ktさんみたい、、チクはすぐ察してくれた。疲労感

3/19火

夕食後、急に体調不良。貧血の様な気分の悪さ。焦燥感。息苦しさ。

3/20水

焦燥感。低体温症のような気分の悪さが終日続く

3/21木

夕食後、昨日よりは遅いタイミングで体調不良が始まる。

3/22金

仕事中の夕方から低血糖症の様な症状が急に出る。モリモリとの約束をキャンセル

3/23土

昨日の体調不良を引きずり午後まで続く。夜は久しぶりに気分良く酔えた。

3/24日

翌日出社のせいか軽く気分のアップダウン。こまめに間食したせいか低血糖の様な症状は和らぐ。

3/25月

会社にいってからハイテンション。わずかだが手の震え、硬直。後頭部と首の後ろが熱い。 6:30〜夕食。 7:30頃から気分が落ち苦しくなる。背中をストレッチすると楽に。喫煙後は必ず気分が悪くなるのに吸ってしまう。 9:00頃から楽に。

3/26火

だんだん緩和されてきた。体調の悪い自分に慣れてきた感じ。

3/27水

終日

3/28木

11時まで残業（昨日アイ残件とプラスアルファ）わりと大丈夫だった。チクに体調不良を訴える。夕食後、体調が悪くなると。帰宅後、ハルシオンと酎ハイ。久々に気分良く酔えた。

3/29金

口内の薬臭さが緩和。チョコや飴などをまめに食べる。背中のストレッチをするなどが効くようだ。缶酎ハイ2.5本。最後は飲めなかった。無理せず残す。

3/30土

まだ身体や口内に違和感があるが久々に終日気分が悪くならなかった。ビールも久々に飲む。缶酎ハイと合わせ3本。ハルシオン 1/2

3/31日

昨日と同じくらいの体調。食後の動悸が気にかかる。タバコがまずい。

2016-09-25

お題「プレゼントしたい本」

今週のお題「プレゼントしたい本」

というより、お気に入りの本や私のバイブル的な本を紹介します。

◆エンダーのゲーム／オースン・スコット・カード

SF （ネビュラ賞、ヒューゴー賞受賞）天才的な才能を持つエンダー少年。太陽系侵略の防衛軍としてシュミレーションゲームでも非常に優秀な成績をおさめる。だがそれはゲームではなく本当の戦い、実戦であった。エンダーのゲームはシリーズ化されており、宇宙の真理と神の存在を示唆する秀逸作品。

◆2001年宇宙の旅／アーサー・C・クラーク

SF スタンリー・キューブリックにより映画化された、誰もが知る作品だか、小説も非常に面白い。「宇宙の旅」もシリーズ化されている。人類の神＝モノリスとも捉えられ、そのような存在が実在するのではないかと思えた作品。

◆ミレニアム／スティーグ・ラーソン

推理小説世の中から迫害されひっそり身を隠して生きる少女、リスベット・サランデル。が、少年と見紛うような小柄な少女の実体は、殺されても死なないような頑強な女性。誤った社会的制裁を受けたジャーナリスト、ミカエルと共に事件を解決していく。暴力的なシーンが多いが、それに決して負けないリスベットの根性が頼もしい。一気に読める非常に面白い小説。この作品もシリーズ化されており、映画化もされている。

◆虐殺器官／伊藤計劃

SF 虐殺‥のタイトル通り残虐なシーンも多いが、「進撃の巨人」が大丈夫な人はOKだろう。ストーリーも非常に面白くこれもまた一気に読める作品。伊藤計劃のデビュー作だが、彼はこの作品の出版後わずか2年（34歳）で夭折している。とても残念。本中に音楽を聴きながらの戦闘シーンがあるが、YouTubeなどで実際に曲を聴きながら読んでみて欲しい。作品に没入できること請け合い！

◆時計じかけのオレンジ／アンソニー・バージェス

なんたって映画がかっこよかったので小説も読んだ。映画はスタンリー・キューブリックだ。

暴力やセックスなど、欲望の限りを尽くす荒廃した自由放任と、管理された全体主義社会とのジレンマを描いた、サタイア（風刺）的作品。近未来を舞台設定にしているが、あくまでも普遍的な社会をモチーフにしており、映像化作品ではキューブリックの大胆さと繊細さによって、人間の持つ非人間性を悪の舞踊劇ともいうべき作品に昇華させている。（by Wikipedia）

◆知覚の扉／オルダス・ハクスレー

ノン・フィクションメスカリンの被験者となったハクスレーが、自らの内面の変容を語る。ティモシー・リアリーやテレンス・マッケナなどに影響を与えた。‘60年代サイケデリック・ロックバンドのドアーズもバンド名（扉）を本書から取った。TheDoorsファン必読本。書棚にあるこの本の背表紙を見るだけで私は気分が高揚していた（笑）。サイケデリックに興味がある方もどうぞ。♪Break on through to the Other Side！（ただしメスカリンの使用は厳禁。違法です）

本書のタイトル自体は、ウィリアム・ブレイクの詩から取った。

◆カオス―新しい科学をつくる／ジェイムズ・グリッグ

ノン・フィクション
天気予報はなぜ当らないか?水や煙の流れ、人口など生物個体数の増減はなぜ正確に予想できないのか?データ不足による誤差が予想を不確実にすると考えられていたが、実はいくらデータを集めても自然は捉えられない。“予測不可能”なものを予測するための全く新しい科学の考え方、「カオス」。相対論、量子論に続く今世紀最大の発見といわれるこの考え方の秘密を、やさしく説明する。（by Amazon）

私はこの本でフラクタル現象を知り、ミクロとマクロは同じだと感じた。大宇宙の中の一個体の私の中にも宇宙が存在する。

◆アガスティアの葉／青山圭秀

ノン・フィクション聖者アガスティアが太古に残した個人の運命に対する予言が書かれているとされる葉。南インドのタミル語文化圏に保管されている。アカシックレコード。日本においては、1993年青山圭秀の著作『理性のゆらぎ』で一躍ブームとなった。

◆風と共に去りぬ／マーガレット・ミッチェル

小説アメリカ南部、お嬢様育ちの美少女スカーレット・オハラ。南北戦争の敗北を機に先祖代々からの赤土の土地以外の何もかもを失ってしまう。が、彼女は赤土に誓う。もう何があっても家族は私が守ってみせる、と。その通り彼女は強くたくましく生きる。必要以上に。だがレットとの間の一人娘を亡くし、レットにも去られてしまう。一頻り泣きじゃくった後に彼女は立ち直りそして呟く「明日は明日の風が吹くわ」。

私の少女時代のバイブル。強く生きる女の代名詞。映画も何度も観ました。

◆堕落論／坂口安吾

随筆・評論人は正しく堕ちる道を堕ちきることが必要なのだ。そうなって初めて本来の世界、本来の自分が見えてくる。

第二次世界大戦後、敗戦直後の日本人に明日へ踏み出すための指標を示した書であるが、私は高校生の時に読み衝撃を受けた。人生の節目、節目で読み返した本である。是非、現代の青少年にも読んで考えて欲しい一冊。